「病院機能評価」訪問審査のご報告

当院では、地域の患者さんやご家族の方に向けて、
安全で安心な医療サービスを提供する病院であることを
第三者が評価する「病院機能評価」の認定を受けています。
その5年に1度の更新審査が
11月13日、14日の2日間で行われました。
病院の訪問審査に訪れるサーベイヤー(審査員)は、
医療の専門的な知識を備え、すべての分野に渡り、
学術的観点から中立的な立場で病院を評価します。
審査では、スタッフの顔写真をきちんと掲示し、
患者さんやご家族にわかりやすくお伝えしているところなど、
さまざまな独自の取り組みを評価していただきました。
ちなみに、当院がはじめて認定されたのは1998年のこと。
病院複合B一般・長期療養部門では全国第1号の認定です。
これからも、医療サービスのさらなる向上をめざし、
多くの方から信頼される病院づくりに努めてまいります。
第9回 健康講座のご報告
10月26日(土)、福岡市西区にある西市民センターで
福岡リハビリテーション病院主催「第9回健康講座」を行いました。
テーマは大きく3つ。
●「脳卒中について詳しく知ろう!」
講師:脳神経外科部長 入江暢幸先生
●「大切なのは健康寿命」
講師:理学療法士 平川善之課長
●「知っているようで知らない認知症とその予防」
講師:神経内科専門医 金森祐治先生
病気や健康についての知識を深めるとともに、
クイズやストレッチなどを楽しみながら学びます。
約4時間という長時間の健康講座でしたが、
参加者のみなさまには最後まで熱心に聴いていただきました。
また、質疑応答や相談コーナーも好評で、
さまざまな悩みやご質問にお応えすることが出来ました。
今回、残念ながら席数に限りがあったため、
ご参加いただけなかった方には深くお詫び申し上げます。
次回の健康講座では、より多くの方にご参加いただけるよう努めてまいります。
最後になりましたが、ご来場いただきましたみなさまにも
あらためて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
第4回大濠公園リレーマラソン第2位!
2013年10月6日(日)に行われた
「第4回大濠公園リレーマラソン」で、
医師や検査スタッフなどで構成された
福岡リハビリテーション病院のチームが
快挙を成し遂げました。
4名~10名がひとつのチームとなり、
1周2.482kmの大濠公園を全部で17周、
42.195kmを走ります。
当院からは、7名の選抜メンバーが参加。
大会に向けて各自でコンディションを整え、
本番に臨みました。
藤原副院長率いるチームの結果は、
120チームがエントリーした企業チーム部門中で第2位!
前回実績の4位をさらに上回る順位です。
表彰台の上では、背中に刻まれた
「ひとり」は「みんな」のために
「みんな」は「ひとり」のために
のフレーズもしっかり紹介してもらいました♪
ランナーのみなさん、
関係スタッフのみなさん、
本当におめでとうございます!
当院歯科が学会で功労賞を受賞
先日、神戸で行われた学会で当院の実績が評価され、
日本障害者歯科学会30周年の記念表彰として、
『功労賞』を受賞することができました。
今から10年前、日本障害者歯科学会20周年の
記念表彰の様子を眺めていた平塚先生。
自分たちが壇上で表彰されるとは
まったく意識していなかったとのことですが、
気がつけば、演題発表数は病院・施設部門で全国第2位。
スタッフとコツコツと積み重ねてきた結果が、
今回の受賞につながったと話してくれました。
「支援を受けていない障害を持った方も
誰もが頼れる歯科でありたいですね」と平塚先生。
10月11日から13日まで行われた学会でも、
●リハビリテーション病院における
看護スタッフの口腔ケア研修に関する取り組み
●リハビリテーション病院における入院患者の
歯科受診内容に関する調査
●歯科衛生士が活動している病棟の
インシデントに関する調査
●要介護高齢者における急変症例に関する検討
の4つの演題を歯科医や歯科衛生士が発表。
チーム結束力の強い歯科は
当院の自慢でもあります!
防災訓練および消防用設備関連のご報告
10月17日(木)、
職員による防災訓練が行われました。
患者さんの避難介助を想定して行われた避難訓練。
防火扉などを使用し、より実践的に行われるなか、
“命をあずかる”という安全管理の責務の重さを
一人ひとりの職員が肝に銘じ、
気を引き締めて臨みました。
また、当院では年2回、
消防設備点検を専門業者に委託し、
防火扉やスプリンクラーのポンプが正常作動するかなど、
徹底した安全管理を行っています。
先日、福岡市内で起きた火災を重く受け止め、
早急に確認作業を進めてまいりましたが、
現在、全ての消防設備が異常なく管理できていることを
あらためてご報告させていただきます。
ISOで10年表彰されました!
医療業界の中でも
早くから品質・サービスの向上をめざし、
ISO9001の認証取得を続ける当院。
10月8日から10月10日までの3日間、
更新のための審査が実施されました。
本日はその最終日。
各部門のさまざまな取り組みや活動を
審査の方に評価していただいた後、
原理事長の強いリーダーシップのもと、
組織全体で情報を共有しながら
品質マネジメントを実行できているとの
高い評価をいただきました。
そして、審査終了とともに
審査機関から10年表彰を受けます。
原理事長が表彰楯を受け取ると、
職員たちから大きな拍手がわき起こりました!
地域の患者さんから選ばれる病院であるために、
私たちはこれからも
一歩ずつ確実に歩んでいきます。
新入職者研修のご報告
10月1日は半期に一度行われる新入職者研修の日。
社会人経験者も多い新入職者研修ですが、
各部署から新人が一堂に集まり、
病院の概要や倫理、安全管理など、
多岐に渡る項目について講義や実技を受けます。
まずは、原理事長より病院の概要や歴史、
未来像や職員に期待することなどの話しがあります。
続いて、リハビリテーション部の部長から
患者さんや周囲の人を理解して接する大切さを。
看護部長からは、人の命を大事にするということは、
自分の命を大事にすることである、
という倫理観を学びました。
また、2011年に公開された砂田麻美監督の
「エンディングノート」の上映会が行われ、
死と向き合う家族の姿が映し出された
等身大のドキュメンタリー映画に涙する場面も。
その後も、安全管理や消防訓練、接遇・マナーなど
研修はまだまだ続きます。
学ぶことが多く、凝縮された一日でしたが、
医療従事者として必要なことはもちろん、
人として大切なことを学べた新入職者研修。
「その人らしく生きる」をテーマに、
地域のみなさまに安心していただける、
頼りにしていただける病院であり続けるためには、
職員一人ひとりの意識こそ大切だと、
あらためて気づかされます。
新入職者のみなさん、
焦らず、一歩ずつ、ひたむきに歩む姿勢と
笑顔で頑張りましょう!
リハスタッフのボランティア活動報告
9月29日の日曜日、
福岡市西区にある今津運動公園で、
『西区サッカーチーム合同親子レクレーション』
が催されました。
参加したのは、
●FUKUOKA壱岐フットボールクラブ
●今宿サッカークラブ
●石丸少年サッカークラブ
●ブリステル小戸フットボールクラブ
●西南愛宕浜フットボールクラブ
に所属する子どもたちとそのご家族。
試合前の準備運動には、
当院からリハビリスタッフがボランティアで駆け付け、
ケガをしないための運動方法や
トレーニングなどについてレクチャーしました。
急なお願いにもかかわらず、
5名のスタッフが集まってくれたことに、
関係者の方々からとても喜んでいただきました。
あいにくの小雨&曇りというお天気でしたが、
子どもたちは元気いっぱい!
スポーツの秋を満喫しました♪
職業体験学習リポート 玄洋中学校編
福岡市西区横浜の福岡市立玄洋中学校から
9名の学生さんが職業体験に訪れました。
体験は、9月25日と9月26日の2日間。
2、3人のチームにわかれ、
各病棟で体験を行います。
生徒さんの多くは、
野球やサッカー、テニス、剣道部などで
活躍中という元気いっぱいの皆さん。
「病院で実際に身体が悪くなった時の疑似体験や
シーツ交換、配膳などいろんな経験ができました。
仕事の大切さや人とのコミュニケーションの取り方など
多くのことを学びましたが、
これからも役に立つことだと思います!」
と体験後に感想を伝えてくれました。
ケガや病気で身体が不自由な患者さんのために
工夫された施設や設備の発見をしたり、
ウイルス感染予防のための知識を身につけたり。
はじめから病院を第一希望にしていたのは3名。
2日間の職業体験を経て、
医療関係の仕事に興味を持ったのは6名に増えました。
「病院の仕事はとても大変と思った人は?」
という最後の質問には全員が手を挙げていました。
2日間の職業体験、お疲れさまでした!
職場体験学習リポート 下山門中学校編
9月11日と12日の2日間、
西区の福岡市立下山門中学校の
生徒さん6名が職場体験学習を行いました。
看護部長から病院を案内してもらい、
その後はそれぞれ担当の看護師や介護スタッフについて、
いろんな体験をします。
患者の方と会話を弾ませたり、
実際に車椅子を動かしてみたり、
看護師やスタッフのお手伝いをしたり。
体験のなかで、看護師や医師から、
病院は人と人との関わりの場であること、
ひとりの患者の方に多くのスタッフが関わること、
どんな気持ちで仕事に取り組んでいるかなど、
貴重なお話を聞く機会もありました。
「人生は目標を持っていたら必ずなれるから!」
医者になりたいと話した生徒さんに向けられた
ある看護師からの力強いメッセージ。
「まわり道をしてもいい。それだけ深い人生勉強になるよ」
ある医師から教わった人生観。
生徒さんの心にはどう響いたでしょうか。
「祖母の病気を治すと約束したから」
「弟の命を救ってくれた先生に憧れて」
将来、医者になりたいという生徒さんも、
これから自分の夢を見つける生徒さんも、
未来に向かって大きく羽ばたいてください!